秋保線

 秋保線は山形本線の前身である秋保電鉄の本線であった路線である。山形本線開業後は短い視線として運行されているものの山形本線と一体的は運行を行っている。開業当初から秋保温泉郷への観光客輸送をメインとしており、現在もその傾向が非常に強く出ている路線である。短い支線であるものの山形本線から急行が仙台方面から直通しているほか松島行の観光特急も運行されている。

 臨時特急含め全列車が各駅に停車する。また全列車が山形本線の仙台方に直通しており、線内折り返しの電車は運行されない。現在は急行電車が20分に1本、各停が20分に1本運行されている。なお多客期は亀ケ森止まりの各駅停車も秋保温泉まで延長運転されることもある。

 

 戦後の車両大型化及び近代化実施の際にほとんどの中間駅が廃止になった。また現秋保湯本駅の位置にあった秋保温泉駅を移転し、秋保線を延長させた。現在の秋保温泉駅は秋保温泉の中心部にある。一方で旧秋保温泉駅は秋保湯本駅に改称し現在も残っている。