多賀城駅

 仙石本線最初の特急系停車駅。(仙急としては)多賀城市の中心駅である。当駅は仙石本線と仙台臨海線が発着しており、仙台臨海線は全列車が当駅始発のワンマン2両、もしくは4両で運行されている。仙石本線については全時間帯利用客が多く、朝ラッシュは仙台へ通勤・通学する客と仙台港及び駅周辺の工場に出勤する通勤客で上下線のホームともに混雑する。なお臨時特急以外の全列車が停車する。

 3面5線の高架駅であり2013年に高架駅化された。3面5線のうち仙石本線が使用するのは2面4線であり、残りの1面1線は仙台新港線が使用する。また仙台新港線への車両の送り込みのために仙台方と塩釜方で仙台新港線への連絡線とポイントが設置されている。駅の高架化をきっかけに駅ナカが整備され駅の魅力向上が図られている。

 2015年に高架化に伴う再開発工事が完了したため駅に隣接する形で仙急系商業施設が入る駅ビルと市の図書館が完成した。

 福田町駅~浜田駅まで多賀城駅管区になっており、当駅は駅長と多賀城駅管区長が配置されている拠点駅である。なお2013年まで西塩釜駅~浜田駅は塩釜中央駅管区であったが当駅の高架化が完了し駅業務機能の強化が行われたため塩釜中央駅管区を廃止し、多賀城駅管区に統合された。