松島<松島公園>駅

 松島への観光拠点となっている駅。松島公園や松島遊覧船を筆頭とした松島中心部に一番近い鉄道駅であることから終日観光客でにぎわっている駅である。2005年に駅改良工事が完了し、トラベルセンターや土産店が駅ナカや駅舎に設置されている駅である。また駅と仙急系の施設である松島水族館はペデストリアンデッキで結ばれている。

 同一の駅名であるJR松島駅からはかなり距離があるため乗り換えは不可能である。一時期国鉄線にも仙急線松島駅近くに駅を作る計画が持ち上がったが仙急の反対運動及び土地買収運動によって国鉄線駅は建設が不可能になり建設は行われなかった。(現在そのスペースは仙急系の旅館が建っている。)

 駅構造は2面3線である。ホームが狭いため混雑時はホーム上入場規制が行われる。近年は混雑緩和のため仙台中央~松島で優等列車の先発列車が双方の駅で先着するようなダイヤが組まれた他、駅コンコースの改良工事が行われ駅舎が新しくなったほかコンコースの拡張及び待合室が整備された。

 当駅~陸前小野駅は松島駅管区の所属となっており、当駅は駅長及び松島駅管区長配置の拠点駅である。